月の歌『Fly Me To The Moon』秋の歌

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月の歌『Fly Me To The Moon』秋の歌(秋ソング)🎑

日本の秋の風物詩ともいえる「お月見(十五夜)」。

「お月見」発祥の国は中国で、アジア圏に数国ですが「お月見」の文化はありますが、ゆっくり月を眺めながらすごすという習慣は日本だけになります。

欧米諸国には「お月見」の文化はありませんが、この文化は関係なく月に纏わる楽曲は沢山リリースされています。

洋楽の月にまつわるタイトルが付いた代表的な楽曲『Fly Me To The Moon』。

この楽曲は非常に数多くの歌手や楽団がカバーしていることで良く知られており、劇中曲として使用されることも多いスタンダードナンバーです。

この楽曲を歌唱した代表的なアーティスト・おすすめアーティストをセレクトしご紹介します。

色々なテイストにアレンジされているナンバーを是非お楽しみ下さい。

月にまつわる英語のフレーズ https://discoveringsounds.com/column/moon

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※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和

*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。

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目次

月の歌『Fly Me To The Moon』秋の歌(秋ソング)🎑

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1954 release

作詞・作曲:🇺🇸バート・ハワード

ジャズのスタンダード・ナンバーで、日本語で「私を月に連れて行って」といった意味で、原題は「イン・アザー・ワーズ」(英: In Other Words)。

1954年に、作詞家・作曲家のバート・ハワードさんによって制作されたもので、初演はニューヨークのキャバレー 「Blue Angel」 において、歌手のフェリシア・サンダーズさんの歌唱によるもので初披露されました。

ただし、この時の曲のタイトルは “In Other Words”(対訳「言い換えると」)であり、拍も3⁄4拍子で、現在広く認知されているアレンジとはかなり異なる曲でした。

この「In other words」という台詞は歌詞の中にも登場しており、現在でも本作をカバーする際に “Fly Me to the Moon (In Other Words)” というタイトルにするアーティストもおります。

同年には歌手ののケイ・バラードさんにより、デッカ・レコードにて初めてレコーディングされました。

その数年後(1960年)に、ペギー・リーさんがアルバム『プリティ・アイズ』収録曲の一つとしてレコーディングし、同時期にTV番組『エド・サリヴァン・ショー』に出演し本作を歌唱。

これが切っ掛けで本作は広く知られるようになりました。

1956年には、ポーシャ・ネルソンさんのアルバム『Let Me Love You』に収録。

同年、ジョニー・マティスさんが本作を収録する際に初めて「Fly Me to the Moon」の題が登場。

1959年、フェリシア・サンダーズさんがデッカ・ヨコードより発売したシングル「サマー・ラブ」のB面に、サンダースさん歌唱の物が収録。

1961年には本曲をA面としたシングルがデッカより発売された。

現在多く耳にする「Fly Me to the Moon」が完成するのは、1962年のことで、作曲家・編曲家のジョー・ハーネルさんが、4⁄4拍子のボサノヴァ風に書き直したものが、現在よく知られているアレンジの一つです。

その後、1964年にフランク・シナトラさんがカバーして爆発的なヒットを放ちました。

シナトラさんが本作を発表した1960年代、アメリカ合衆国はアポロ計画の真っ只中にあり、本当に『月に連れて行って貰える』のは「非常に近くまで迫っている、近未来の出来事」。

そのため本作「Fly Me to the Moon」は一種の時代のテーマソングのように扱われ、これが本作のヒットに繋がりました。

シナトラ・バージョンの録音テープは、アポロ10号・11号にも積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の楽曲になりました。

このシナトラ・バージョンは2000年の映画『スペース カウボーイ』(ワーナー・ブラザース)のラストシーン(トミー・リー・ジョーンズさん演じる宇宙飛行士が身を挺してミッションをクリアした後、予定外の月にまで到達してしまう)においても使用されている。

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🇺🇸Kaye Ballard(S29/1954)

🇺🇸Peggy Lee(On The Ed Sullivan Show)(S30/1960)

🇺🇸Johnny Mathis(S31/1956)

🇺🇸Frank Sinatra(2008 Remastered)(S39/1964)

🇺🇸Frank Sinatra (Live At The Kiel Opera House, St. Louis, MO/1965)

🇺🇸Tony Bennett(Live at Sony Studios, New York City, NY – April 1994)

🇨🇦Diana Krall – Fly Me To The Moon
(Quartet Performances, Las Vegas) (H21/2009)

1990年代以降に最も成功したジャズミュージシャンによる演奏。

彼女は1999年から5度のグラミー賞を獲得しており、夫は世界的な人気を誇るイギリスのミュージシャン エルヴィス・コステロさんです。

🇺🇸Rick Hale & 🇺🇸Breea Guttery
– Fly Me to the Moon/Lucky
(Sinatra/Jason Mraz & Colbie Caillat MASHUP) (H28/2016)

Jazz com Bossa(R2/2020)

RAYE(R6/2024)

2014.06.01 release

2024年7月19日より日本で公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画『Fly Me to the Moon』の主題歌。

原作:ビル・カースタイン、キーナン・フリン
脚本:ローズ・ギルロイ
主演:スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム

映画『Fly Me to the Moon』(ソニー・ピクチャーズHPより) https://www.sonypictures.jp/he/11431750

月の歌『Fly Me To The Moon』日本人アーティストカバー🎑

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日本では、1963年に森山加代子さんが「月へ帰ろう」(「一人で泣かせて」のB面)のタイトルで、中尾ミエさんが「月夜にボサノバ」(「テル・ヒム」のB面)のタイトルで、それぞれ日本語詞でカバーされています。

これ以降も数々のカバーリリースや演奏が荒れていますが、1995年~1996年放送のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマに用いられ、この楽曲が新たな世代にも浸透しました。

日本の音楽雑誌『CD&DLでーた』が2016年に月に関連する最も代表的な曲について行った調査によると、クレア・リトリーさんと高橋洋子さんのカバーバージョンは、10代から30代までの6203人の回答者によって7位にランキングされました。

🇯🇵Hikaru Utada(H12/2000)

2000.05.10 release 12inch single

🇯🇵Hikaru Utada (2007 Mix)

🇯🇵高橋洋子(H21/2009)

2009.05.13 release inc『残酷な天使のテーゼ 2009VERSION』c/w

🇯🇵八代亜紀(H24/2012)

2012.10.10 release inc album『夜のアルバム』

小西康陽さんプロデュースによる初の本格的なジャズ・アルバムからのナンバー。

月の歌『Fly Me To The Moon』秋の歌🎑まとめ

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数あるサイトの中から当ブログご覧いただき、誠にありがとうございました。

月の歌『Fly Me To The Moon』秋の歌」はいかがだったでしょうか?

ご紹介している楽曲をより良く知って頂いて、より良いひと時を過ごしていただければ幸いです。


ご意見・ご感想・ご要望などございましたら、ページ下部の「コメント書き込み」よりお願いいたします。

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