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Blondie🇺🇸
1974年より活動しているアメリカ合衆国出身のロックバンドで、この年代のディスコサウンドのは欠かせないグループ。
女性ボーカリスト デボラ・ハリーが在籍し、1970年代末から隆盛した「ニュー・ウェイヴ」の代表的グループとして知られる。
CBGBなどのニューヨークの有名クラブに出演することで徐々に地元で人気を獲得していく。
全世界のアルバム・セールスは4000万枚以上、2006年『ロックの殿堂』入りをしている。
当初はニューヨーク・パンク・バンドの一つとされていたが、後に「ハート・オブ・グラス」でディスコ、「ラプチュアー」ではラップといった、当時最先端の音楽にも手を広げ、ニュー・ウェイブの範疇で評価されることもあった。
同時に、ロックステディ・グループのパラゴンズの「夢みるNo.1」や、ドゥーワップ・グループのランディ&ザ・レインボウズの「デニスに夢中」をカヴァーしたり、ガレージ・ビート系のアレンジを積極的に取り上げるなど、新旧織り交ぜた音楽性を魅せている。
デニスに夢中(Deni)(1977)
イギリスで2位、オランダで1位、ベルギーで1位、アイルランドで3位を記録。主にヨーロッパで人気に火が付き、ハリーはセックス・シンボルとしても大いに注目されるようになる
Heat Of Grass(1978)
米国、イギリスなど6か国で1位を記録するなどのバンドの中で一番のビッグヒット。
Sunday Girl(1978)
UKチャート1位
銀河のアトミック(Atomic)(1979)
全米・全英チャート1位
Call Me(1980)
1980年2月公開のリチャード・ギア主演映画『アメリカン・ジゴロ』に、ハリーとジョルジオ・モロダーが共同で作詞作曲し提供した楽曲。
同作品は米英で1位を記録しました。
Discoだけでは無く竹の子族にも人気の有った曲です。
夢見るNo.1(Tide Is High)(1980)
全米・全英チャート1位
Rapture(1980)
全米チャート1位・全英チャート5位
Rapture (US Disco Version; 1999 – Remaster)
Hip Hopでサンプリングで使用されたり、カーバーも多い楽曲
2005年、「ラプチュアー」を、ドアーズの1971年のシングル「嵐をこえて (Riders on the Storm)」とマッシュアップした「Rapture Riders」が、ゴー・ホーム・プロダクションズによって制作された。
当初は非公式だったこのマッシュアップ・リミックスは、双方のバンドから同意を得て、「Blondie vs. The Doors」というクレジットの下にシングルがリリースされた。このバージョンも、ブロンディの2005年のコンピレーション『Greatest Hits: Sight + Sound』に収録されている。
「Rapture Riders」は、『ビルボード』誌の「Hot Dance Club Play」チャートでトップ10に入り、オーストラリアやヨーロッパでもトップ40入りするヒットとなった。
マッシュアップ(Mashup)とは2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法で、この手法の存在を世に広めた楽曲。