Earth, Wind & Fire September 1️⃣9月21日「セプテンバー」の日

9月と言えばこの曲はマストです。

世界一、知名度の有る Disco Song と言っても過言では無いこのナンバー。

こちらのブログではこの楽曲だけでは無くグループ・グループのその他ヒット曲、メンバー及びプロデュース等関連する楽曲も含めてご紹介します。


こんにちはエビーです!

数あるサイトの中から当ブログご覧いただき誠にありがとうございます。

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※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
アーティスト名後の()は活動期間、曲名後の()はリリース年。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和


*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。

Earth, Wind & Fire 🇺🇸 (EW&F)

1970年にモーリス・ホワイト氏によってイリノイ州シカゴで設立されたアメリカのソウル・ファンク・バンド。

Disco Songをメインに数多くのヒット曲をリリースし、全世界でのCD・レコード総売上は9000万枚以上で、これまでにグラミー賞を6回受賞し、2000年にロックの殿堂入りを果たしています。(2020年9月現在)

2020年には結成50周年を記念して、この楽曲の冒頭の有名な一節から、921日が『アース・ウインド&ファイアー 「セプテンバー」の日』として、日本記念日協会により同年91日に正式に認定されています。

※「Do You Remember, the 21st night of September, Love was changing the minds of pretenders921日の夜のことを覚えてるかい?、あの夜、僕らは本当の愛を知った」という歌詞にちなんだもの。

リーダーのモーリス氏はこのグループの結成以前にはジャズ・ピアニストで作曲家のラムゼイ・ルイス氏に師事して、彼のバンドにドラム演奏で加入していた時期も有りました。

モーリス氏は2016年2月4日の朝に、ロサンゼルスの自宅で睡眠中にパーキンソン病の影響で74歳で亡くなられましたが、現在もフィリップ・ベイリー氏(現リーダー)やヴァーダイン・ホワイト(実弟)等のメンバーで、活動されています。(2023年9月現在)

フィリップ氏はファルセット・ボイスが特徴で、1972年にモーリス氏にスカウトされグループに参加し、ツイン・ボーカリストとして活躍。

1990年代後半にモーリス氏がパーキンソン病にかかり、一線を退いてからは2代目のリーダーを務めています。

日本ではDREAMS COME TRUEが彼らに影響を受けていることで知られていて、特に中村正人さんは「僕の音楽の父(いや、神様)」と公言するほどモーリス氏を崇拝しております。

1994年には中村さんたっての希望により『WHEREVER YOU ARE』のレコーディングにモーリスがバックボーカルで参加されています。

September (S53/1978)

ソングライター:モーリス・ホワイト、アル・マッケイアリー・ウィリス

プロデュース:アース・ウィンド・アンド・ファイアー

アメリカ合衆国の『ビルボード』(Billboard)誌では、1979210日に週間ランキング最高位の第8位(R&Bチャート1位)を獲得。

全英チャート3位。『ビルボード』誌1979年年間ランキングは第80位。 

「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」(2021年版)において65位にランクされています。

当時の12inchシングルは正規盤のリリースは無く、有線放送各局やDiscoに配布される国内プロモ(サンプル盤)のみしか存在しなく非常に貴重で、現在もオークションでは高額で取引されています。

💽メディア使用等
2002年、日本のテレビドラマ『続・平成夫婦茶碗』の主題歌。

2003年、GAPのコマーシャルソングとして使用。

●2006年、アメリカ映画『バベル』のサウンドトラックで使用。

●2021年、サントリーのクラフトボス、CMソングで使用。

映画『ナイト ミュージアム』『ラストベガス』エンディング、『最強のふたり』のオープニングで使用。 

その他代表的な楽曲。

Fantasy (S52/1977)

ソングライター:モーリス・ホワイト、ヴァーダイン・ホワイトエディ・デル・バリオ

プロデュース:モーリス・ホワイト

デビュー40周年記念コンサートに合わせて企画された日本のファンによる人気投票で、「September」に次いで2位に選ばれている、メローグルーブナンバー。


1978年の全米シングルチャートで、Billboard Hot 100で32位、R&B Singlesで12位を記録。

アメリカでのそれ程のヒットには至らなかったですが、日本では当時のディスコブームに乗って人気を博し、1978年6月19日付のオリコン洋楽シングルチャートで1位を記録。

全英シングルチャートでは最高14位、スウェーデンチャートでは2週に渡り8位を記録。

Boogie Wonderland (S54/1979)

ソングライター:アリー・ウィリ、スジョン・リンド

プロデューサー:モーリス・ホワイト、アル・マッケイ

ft. The Emotions

モーリス・ホワイトがプロデュースをしている女性グループエ、モーションズを迎えての、ビッグヒットナンバー。

米国ビルボードダンス チャートで最高 14 位、ビルボードホット 100で第 6 位、ビルボードホット ソウル シングル チャートで第 2 位を記録。

米国ではゴールド、英国ではプラチナに認定。

グラミー賞で最優秀 R&B インストゥルメンタル・パフォーマンス部門とベストディスコレコーディングにノミネートされ、最優秀 R&B インストゥルメンタル パフォーマンス賞を受賞。

Let’s Groove(H56/1981)

ソングライター:モーリス・ホワイト、ウェイン・ヴォーン

プロデューサー:モーリス・ホワイト

この曲は商業的に成功を収め、さまざまな地域でバンドの最高チャートシングルとなりました。

米国、ニュージーランド、英国、カナダ、および米国のその他のコンポーネントチャートを含む国々でトップ20内にランクイン。

1979 年から 1980 年代初頭にかけて、ディスコミュージックに対する激しい反発がありましたが、それにもかかわらず、バンドは以前の作品やその後のレコードに含まれていたディスコサウンドを復活させることを決定し作成されました。

音楽的には、、生のエレキギターに加えてシンセサイザーとキーボードの楽器編成を含むポップとファンク。

米国で100万枚以上を売り上げ、RIAA(アメリカレコード協会)によってゴールド認定されており、1989年にRIAAが認定シングルの販売レベルを引き下げるまでは、ゴールドシングルは100万枚の販売に相当。

英国レコード産業によって英国でもプラチナ認定を受ています。

その他関連楽曲

Maurice White – I Need You (S60/1985)

ソングライター:メアリー・アンオブスキー、プリシラ・クーリッジ、ウィリアム・スミス

プロデューサー モーリス・ホワイト

生前にリリースされた唯一のソロアルバムからの名バラード。

ビルボード・ アダルト・コンテンポラリー・チャートで20位、ビルボード・ ホット・ブラック・シングル・チャートでは30位を記録。

Philip Bailey, Phil Collins 🇬🇧 – Easy Lover (S59/1984)

ソングライター:フィリップ・ベイリー、フィル・コリンズ(Dr)、ネイザン・イースト(Ba)

プロデュース:フィル・コリンズ

ドラマーのフィル・コリンズ氏、ベースのネイザン・イースト氏の参加が最大限に生かされている、力強いドラム・ベースサウンドが魅力的で、Discoでも大ヒットしたナンバー。

アメリカではBillboard Hot 100で2位に達し、R&B/ヒップホップ・シングル・チャートでは3位、メインストリーム・ロック・チャートでは5位、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは15位を記録。

1985年3月にはRIAAによってゴールドディスクに認定。

全英アルバムチャートでは4週にわたり1位を獲得。

1985年度のMTV Video Music Awardsでは最優秀オーヴァーオール・パフォーマンス賞を受賞。

Easy Lover (Extended Dance Remix)

Remix By: John Potoker

エレクトロニックなRemixはオリジナルの良さを際立てています。

The Emotions – Best of My Love (S52/1977)

ソングライター:モーリス・ホワイトアル・マッケイ モーリス・ホワイト

プロデューサー:モーリス・ホワイト、クラレンス・マクドナルド

1977年6月9日にアルバムのリードシングルとしてリリースされ、米国ビルボード ホット100と米国ビルボード R&Bチャートの両方で1位を獲得等の記録が有る、Disco Songとして人気も知名度も高いナンバー。

英国とカナダではトップ5、ニュージーランドではトップ10、オーストラリアではトップ20にランクイン。 

第20回グラミー賞(1977年)でデュオまたはボーカル付きグループによる最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞。

アメリカン・ミュージック・アワードのフェイバリット・ソウル/R&Bシングル賞も受賞。

Deniece Williams – Free (S51/1976)

ソングライター:デニース・ウィリアムズ、ハンク・レッド、ネイサン・ワッツ、スセイ・グリーン

プロデューサー:モーリス・ホワイト、チャールズ・ステップニー

メローグルーブナンバーのソウル定番曲で、90年台にはHip Hopのサンプリングソースとして非常に人気が有りました。

米国ビルボード・ホット・ソウル・シングル・チャートで第2位、ビルボード・ホット100では第25位に達し、1977年5月に全英シングルチャートで2週間第1位を記録。


サンプリングされているビッグヒットナンバーを一曲ご紹介します。

Twinz – Eastside Lb (H7/1995)

West Hip Hopの代表的なアーティストの一人、Warren Gの全面バックアップによる双子ラップデュオのヒットナンバー。

まとめ

「SEPTEMER」は彼らの代表する楽曲として、そして代表的なディスコソングの1つとして世界的に知られております。

この曲がリリースされる一年前の1977年にジョント・ラボルタ出演のディスコを題材にした映画「サタデーナイトフィーバー」世界的にビッグヒットし、リリースの同年に日本では西城秀樹さん「ヤングマン」(アメリカのディスコヒットカバー)が大ヒットするなど、ディスコブーム真っ只中に作成された楽曲でした。

更に1999年には、イギリスのDJ デュオ Phats & Small よるフィルターハウス系のリミックス「
SEPTEMER
’99」として21年の時を経て生まれ変わり、こちらはClubでビッグヒットしています。

パート2️⃣でこちらの楽曲やカバー等も含めセレクトしご紹介いたします。

エビー(AD→BC)

私はCLUB DJやレコード店を経営した経験が有る、音楽が大好きで大好物な50代前半の中年オヤジです。 音楽は私の人生の中で大きな比重を置きます。 このブログで音楽情報を中心に発信して行きます。 あなたの人生にお役に立てる情報が有れば幸いです。

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