月の歌『Moon River 』秋の歌 秋歌(秋ソング)🎑
日本の秋の風物詩ともいえる「お月見(十五夜)」。
「お月見」発祥の国は中国で、アジア圏に数国ですが「お月見」の文化はありますが、ゆっくり月を眺めながらすごすという習慣は日本だけになります。
欧米諸国には「お月見」の文化はありませんが、この文化は関係なく月に纏わる楽曲は沢山リリースされています。
洋楽の月にまつわるタイトルが付いた代表的な楽曲『Moon River』。
この楽曲は1961年に公開されたアメリカのロマンティック・コメディ映画『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany’s )』で、主演女優のオードリー・ヘプバーンさんが劇中で歌唱した楽曲。
映画とともにこの楽曲も大ヒットし、数多くの歌手や演奏家がカバーしていることで良く知られております。
この楽曲を演奏・歌唱した代表的なアーティスト・おすすめアーティストをセレクトしご紹介します。
色々なテイストにアレンジされているナンバーを是非お楽しみ下さい。
月にまつわる英語のフレーズ https://discoveringsounds.com/column/moon
※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和
*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。
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1961 release
作詞:🇺🇸ジョニー・マーサー / 作曲:🇺🇸ヘンリー・マンシーニ
もともとこの曲は1オクターブと1音しかないオードリー・ヘプバーンさんの声域のために制作されております。
長年、彼女の歌うバージョンは、「私はプロフェッショナルなシンガーではありませんから」とヘプバーンさん自身が断っておりリリースはされていませんでした。
ヘプバーンさんの死後、1993年に発売された「ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」にて初めて収録。
ヘプバーンさんの声の入っていない、作曲者ヘンリー・マンシーニさんのオーケストラの楽曲が同年にシングルでリリース(12月25日に全米最高位11位)。
翌年、アカデミー歌曲賞を受賞し、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞。
1961年にはジェリー・バトラーさん、ダニー・ウィリアムス さんらも歌唱しヒットを出し、翌1962年はアンディ・ウィリアムスさんがアルバムに収録して大ヒット。
現在までにポップスだけでなくロック・やジャズなどジャンルを越え数百を超えるカバー曲が存在します。
なお、この歌の歌い手は、オリジナルのヘプバーンさんより、ウィリアムスさんの方がよく知られており、日本の主要カラオケでも、アンディーさんの歌として登録されています。
しかしながら作者のヘンリー・マンシーニさん自身は、「もしオードリーが映画に登場していなければ、私自身がこの曲を作りジョニー・マーサーが詞をつけるということが果たしてできたかどうか想像できません。」と述べてます。
「『ムーン・リバー』はオードリーのために書かれたのです。彼女以上にこの曲を完璧に理解した人はいませんでした。『ムーン・リバー』には数えきれないほどのヴァージョンがありますが、オードリーのこれこそが文句なく最高の『ムーン・リバー』と言えましょう。」と書き記しされています。
先に挙げた、1993年にオードリーさん歌唱の楽曲が販売されて以降、他のアルバムでも彼女のバージョンが収録されるようになりました。
元々ヘプバーンのバージョンが収録されていなかった『ティファニーで朝食を』のRCA盤オリジナル・サウンドトラックの再発盤でも、制作50周年の2011年以降収録されることが多くなってきています。
2013年にはINTRADA社からフィルム・バージョンの『ティファニーで朝食を』オリジナル・サウンドトラックアルバム全曲が世界で初リリース。
そこでは映画で途中からオーケストラが被さるオードリーさんの「ムーン・リバー」とは別に、オーケストラを被せる前のヘプバーンとギターだけのバージョンもボーナス・トラックとして30曲目に収録。
小田和正さんが中学生の頃、『ティファニーで朝食を』を観て感動し、初めて自分の小遣いで買ったレコードが本作で、「自分もいつかこんな仕事が出来たらいいな」と思い、音楽の道を志すきっかけとなったと語られています。
後に、アルバム『BETWEEN THE WORD & THE HEART』にカバーを収録。
また、JR東北本線の各駅や常磐線北小金駅の発車メロディとして採用されておりましたが、前者はATOS導入直後、後者は2019年3月16日のダイヤ改正に伴い使用停止されました。
1993.11.21 release inc album『ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト』
初めて作品として世に出た楽曲。
2024.06.21 release inc digital album『The Henry Mancini 100th Sessions – Henry Has Company』
豪華アーティストを迎えてのヘンリー・マンシーニさんの生誕100周年を祝うトリビュート・アルバムに収録。
●参加ミュージシャン
クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)
ジョン・ウィリアムズ(John Williams)
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)
アルトゥーロ・サンドヴァル(Arturo Sandoval)
シンガーのリゾ(Lizzo)フルート奏者
ジェームズ・ゴールウェイ(James Galway)
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)
等
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2017-10-06 release inc album『French Touch』
80年代よりプロデューサーとして名を馳せている、David Fosterさんがキーボード・ストリングスのアレンジ等で参加されています。
2023.07.14 release 7inch single
2022年にジェフ・ベックさんとレコーディングしたカバーが音源化されリリース。
1988.03.05 release inc 2nd album『BETWEEN THE WORD & THE HEART』
編曲:小田和正
2012.02.26 published
2024年現在で藤井さんは27歳なので、15年前の映像ですが現在の片鱗が現れている、迫力ある演奏です。
2008.03.05 release inc album『The Rose ~I Love Cinemas~』
編曲:笹子重治
2024.09.14 published
「三橋ヴァイオリン教室」2024年8月コンサートより
数あるサイトの中から当ブログご覧いただき、誠にありがとうございました。
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お一人でも、お友達・ご家族・パートナーと一緒に、これらの楽曲と共により良いひと時をお過ごし頂ければ幸いです。
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