卒業ソング pt.1 昭和歌謡 日本の伝統曲 昭和時代🎓
誰もが色々な旅立ちの経験をします、その代表的な儀式として「卒業式」が有ります。
「卒業式」に合唱した名曲や心に染みる歌詞が特徴の定番の卒業ソング。
昭和の時代にリリースされた歌謡曲とそのカバー・日本の伝統的な楽曲をセレクトしリリース順にご紹介します。
※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和
*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。
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卒業ソング
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卒業ソング 昭和歌謡🎓卒業式とは?
日本での卒業式の歴史は、1872年(明治5年)の学制の施行に伴い、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与したことに起源を持ちます。
その後に明治10年代ごろ(1870年代半ばから1880年代にかけて)に、現在のような独立した儀式として定着しました。
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卒業ソング 昭和歌謡🎓昭和40年代
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赤い鳥 – 翼をください(S46/1971)
1971.2.5release inc single『竹田の子守唄』b/w
作詞:山上路夫、作曲・編曲:村井邦彦
シングルのB面曲として発表された楽曲。
1969年に結成されたフォークグループで1970年代を中心に活動し、1974年に解散。
解散後は元メンバーが紙ふうせん(フォークデュオ)、ハイ・ファイ・セット(コーラスグループ)、ハミング・バード(フォークグループ)を結成し活動。
1976年以後、音楽教科書にもたびたび掲載されていて、教科書出版社の教育芸術社の橋本祥路が教科書に収録して以来、合唱曲として有名になりました。
1970年代後半から学校教育の場でもよく採り上げられるようになっており、日本国内では老若男女誰もが歌える愛唱歌です。
40年以上前の話ですが、フォークグループがリリースした曲と知らずに、小学生の頃歌っていた事を思い出します。
卒業ソング 昭和歌謡🎓昭和50年代
卒業写真(S50/1975)
1975.2.5 release 1st single
作詞・作曲:荒井由実、編曲:服部克久
元赤い鳥のメンバーにより1974年に結成されたコーラスグループ、ハイファイセットによりリリースされました。
メンバー:山本潤子、山本俊彦、大川茂。
2007年公開映画『Watch with Me 〜卒業写真〜』主題歌
ハイ・ファイ・セット (original)
荒井由実(松任谷由実) (self cover)(S50/1975)
1975.6.20 release inc 3rd album『COBALT HOUR』
編曲:松任谷正隆
荒井由実さん時代の代表曲のひとつで、ベスト盤などに収録の多い楽曲
今井美樹 (cover)(H25/2013)
2013.10.09 release 2nd cover album『Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-』
今井さんが12歳の時に初めて聴いて以来憧れだったというユーミンさん(をデビュー以来、初めてカバー。
当企画はレコード会社から持ち込まれたが、最初「ユーミンは私にとって神。触ることはできない」畏れ多さと「人(レコード会社)に言われてやりたくない」プライドから一度は断られました。
布袋寅泰さんとともにロンドン移住、50歳という節目にて「このタイミングを逃したら、もう二度と出来ないかもしれない」思いから製作を決意されリリースに至りました。
選曲は今井さん本人が行っており、1970・80年代までの荒井由実名義、及び比較的初期の松任谷由実名義の作品を中心に、厳選された12曲を収録。
また発売に際し、ユーミン さん本人からのコメントも届けられました。
レコーディングはロンドンで行われ、編曲、サウンド・プロデュースは音楽家として活躍している🇬🇧 Simon Hale氏。
アルバムは、第55回レコード大賞・企画賞受賞。
イルカ – なごり雪(S50/1975)
1975.11.05 release
作詞・作曲:伊勢正三 / 編曲:松任谷正隆
翌1976年に掛けて、オリコンの集計で55万枚近いセールスを記録し、累計売上は80万枚。
自身のシングルとしては最大の売上を記録。
このシングル盤は、編曲とピアノが松任谷正隆さん、アコースティックギターは吉川忠英さん、エレキギターは鈴木茂さん、ベースは宮下恵補さん、ドラムは村上秀一さんの演奏と、豪華なメンバーを揃えてレコーディングされています。
イントロのピアノは「舞い落ちる雪」を表現されています。
※オリジナルとは一部のメロディが異なる、このバージョンは最後の「綺麗に」から「なった」までを溜めます。
イルカさんは日本人女性・シンガーソングライター、初の日本武道館公演を行ったアーティストです。
なごり雪 冬の歌 歌謡曲編 pt.1
いい日旅立ち(S53/1978)
1978.11.24 release 24th single
作詞・作曲:谷村新司 / 編曲:川口真
昭和を代表するビッグスター山口百恵さんによってリリースされ、百恵さんの最大のヒット曲。
結婚式等の祝いの席や卒業式等の旅立ちの席で歌われることが多いが、谷村さんは「歌詞をよく見てください。この唄は決してそんな祝いの席に歌うような、いい意味の曲ではありません」と語られています。
作者の谷村さん・長男の祐太郎さん(シンガーソングライター・俳優)のほか、沢山のアーティストにカバーされています。
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いい日旅立ち
山口百恵 (original)
山口百恵 (remaster)(original)
詳細は不明ですが、ピアノ演奏がメインのバージョンになっており、オリジナルより歌詞の良さが際立っています。
三浦祐太郎 (cover) (H29/2017)
2017.07.05 release inc cover album『I’m HOME』
三浦友和さんも歌手活動を行されていた時期もあるので、お二人のDNAを引き継いでいる魅力的なカバーナンバー。
全曲、山口百恵さんがリリースした楽曲のカバーアルバムに収録。
アルバムは、レコード大賞企画賞を受賞。
贈る言葉(S54/1979)
1979.11.1 release 16th single
作詞:武田鉄矢 / 作曲:千葉和臣 / 編曲:惣領泰則。
武田鉄矢さんが主演した国民的ビッグヒットドラマ「3年B組金八先生」第1シリーズの主題歌で、ドラマと共にビッグヒットしました。
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贈る言葉
海援隊 (original)
Flow (cover) (H15/2003)
2003.1.15 release
編曲:TAKE & Seiji Kameda
オリジナルと事なり陽気なパンクロック調のカバー。
松田聖子 – 制服(S57/1982)
1982.01.21 release single『赤いスイートピー』b/w
1982.07.21 release inc 1st best album『Seiko・index』
作詞:松本隆 / 作曲:呉田軽穂(松任谷由実) / 編曲:松任谷正隆
卒業式が終わって、彼離れ離れになってします切ない乙女心を歌った春うた。
B面曲だが2003年に行われた、ベスト・アルバム制作のためのリクエストで、シングルA面を除いたリクエスト部門で2位を記録。
A面の『赤いスイートピー』はユーミンさん作曲による聖子さんへの初提供作で、聖子さんの楽曲の中で特に人気の高い曲の一つであり、自身も好きな曲として挙げる事が多い。
また、本曲を境に同性(女性)のファンの比率が上がったと語られています。
その楽曲のB面として、同じ作者によて制作されたスペシャルなナンバー。
柏原芳恵 – 春なのに(S58/1983)
1983.01.11 release 12th single
作詩・作曲:中島みゆき / 編曲:服部克久・J.サレッス
優しい歌声に切ない歌詞の歌唱は心にしみます。
現在、2023年1月7日(土)22時~毎週土曜日放送スターした、Jテレ『柏原芳恵の喫茶☆歌謡界』にレギュラー出演されています。
毎回昭和を代表するスター歌手の方が出演されて、活動当時の裏話など聞けたり、自身のヒット曲やカバー曲を歌われたりと魅力たっぷりの番組で、録画し毎回見ているオススメの番組です。
H2O – 想い出がいっぱい(S58/1983)
1983.03.25 release 5th single
作詞:阿木燿子 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:萩田光雄
フジテレビで放送されたテレビアニメ、あだち充さん原作『みゆき』の主題歌としてビッグヒットしたナンバー。
H2O名義でのオフィシャルの動画配信がないので、当時メンバーのなかざわけんじさんのチャンネルからご紹介します。
卒業ソング 昭和歌謡🎓昭和60年代
斉藤由貴 – 卒業(S60/1985)
1985.02.21 release 1st single
作詞:松本隆 / 作曲:筒美京平 / 編曲:武部聡志
菊池桃子 – 卒業-GRADUATION-(S60/1985)
1985.2.27 release 4th single
作詞:秋元康 / 作曲・編曲:林哲司
80年代に絶大的な人気を誇っていた、菊池さんの代表曲の一つ。
1985年のアーティスト別年間シングルセールスでは中森明菜、チェッカーズ、安全地帯に次ぐ第4位。
1985年2月発売の今作品から、1987年3月発売の「アイドルを探せ」まで7作連続オリコンチャート1位の売り上げを記録。
この記録は、1985年から87年にかけてオリコンチャートの上位をおニャン子クラブ関係の曲が独占する中での記録でした。
同時期の『ザテレビジョン』誌上のタレント人気投票の歌手部門でも1位となるなど、トップアイドル歌手として人気を博していました。
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尾崎豊 – 卒業(S60/1985)
1985.01.21 release 4th single
作詞・作曲 尾崎豊 / プロデュース:須藤晃
尾崎豊さんの代表曲としても知られている名曲。
おニャン子クラブ -じゃあね (S61/1986)
1986.02.21 release 3rd single
作詞:秋元康 / 編曲:佐藤準 / 作曲:高橋研
彼女たちの初オリコンシングルチャート1位獲得。
オリコン調べにおいて、おニャン子クラブとしては最も売上の多いシングルでもありました。
メインボーカルは中島美春さんで、実質ほぼソロ楽曲。
当初は「中島美春 with おニャン子クラブ」名義で発売予定だったが、本人の希望で「おニャン子クラブ」名義になったといわています。
中島美春さんが卒業した後は、全員で歌われるようになり、他メンバーの卒業・解散時にも歌われていました。
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岡村孝子 – 夢をあきらめないで(S63/1988)
1987.02.04 release 5th single
作詞・作曲: 岡村孝子 / 編曲: 田代修二
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卒業ソング 昭和歌謡 🎓日本の伝統曲
明治の時代から歌い継がれている、伝統的な卒業式の定番曲を二曲ご紹介します。
仰げば尊し(M17/1884)
1884年(明治17年)に発表された日本の唱歌。
卒業生が先生に感謝の気持ちを伝える歌詞が印象的で、日本だけでなく台湾でも歌い継がれており、海外からも支持を受けています。
蛍の光(M14/1881)
スコットランドの民謡「オールド・ラング・サイン」を原曲とした日本の編曲唱歌。
「オールド・ラング・サイン」は、ヨーロッパ中に、さらには海を越えてアメリカ大陸へも普及していった楽曲。
1881年(明治14年)、尋常小学校の唱歌として、小学唱歌集初編(小學唱歌集初編)が編纂されたとき、稲垣千頴さんが作詞した今様形式の歌詞が、「蛍」の題名で採用されました。
こちらの記事でバグパイプを使用した伝統的な演奏や、色々なアーティストの歌唱曲をご紹介しております。
年末年始に聴きたい歌 pt.1 年末編
卒業ソング 昭和歌謡🎓まとめ
数あるサイトの中から当ブログご覧いただき、誠にありがとうございました。
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