パリ2024⑥『セルジュ・ゲンスブール』フランス音楽 昭和時代
パリ2024 開催‼️
オリンピック 大会は、現地時間7月26日(金)から8月11日(日)まで開催され、32競技329種目を実施。
パラリンピック大会は、現地時間8月28日(水)から2024年9月8日(日)まで開催され、22競技649種目を実施。
パリ2024 開催の開催を記念し、フランス出身の代表的なアーティスト(ミュージシャン)を、簡潔に分かりやすくご紹介いたします。
※デビューの早い順にご紹介しております。
彼の楽曲は魅力的な作品が多いので厳選しております。
パリ2024 日本オリンピック協会公式サイト https://www.joc.or.jp/paris2024/
パリ2024 パラサポweb https://www.parasapo.tokyo/paralympic/paris2024
フランス観光開発機関公式サイト https://www.france.fr/ja/article/jo-paris-bienvenue-2024/
※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和
*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。
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パリ2024⑥『セルジュ・ゲンスブール』とは?
Serge Gainsbour(セルジュ・ゲンスブール)(活動期間:1958~1991)
出身地:フランス パリ
生誕:1928年4月2日
死没:1991年3月2日(62歳没)
職業:作曲家、作詞家、歌手、映画監督、俳優
代表曲:
「Le Poinçonneur des Lilas (リラの門の切符切り)」(1958年)
「Bonnie and Clyde (ボニーとクライド) 」(1968年)
「 Je t’aime… moi non plus (ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ)」(1969年)
提供楽曲:作詞・作曲
🇫🇷フランス・ギャル
「Poupée de cire, poupée de son (夢見るシャンソン人形)」(1965年)
「Les Sucettes (アニーとボンボン)」(1966年)
🇫🇷フランソワーズ・アルディ
「Comment te dire adieu?(さよならを教えて)」(1968年)
🇬🇧ジェーン・バーキン
事実婚の関係に有った彼女へは数多くの曲を提供しており、もともと彼が歌ったものを彼女がカバーしたり、逆のケースも多いので、厳密に分けることは難しい。
※その他楽曲を提供したアーティストは無数であり、特に女性が多い。
映画or音楽・監督作品:
『ザ・スパイ(L’espion)』(1966年、音楽)
『アンナ(Anna) (1967年、出演、音楽)
『ガラスの墓標(Cannabis)』(1970年、出演、音楽)
『女の望遠鏡(邦題:マドモアゼル à GO GO) (Trop jolies pour être honnêtes)(1973年、出演、音楽)
『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’aime… moi non plus)(1976年、監督、脚本、音楽)
『さよならエマニエル夫人(Good-bye, Emmanuelle)(1977年、音楽、主題歌歌唱も担当)
『シャルロット・フォー・エヴァー(Charlotte For Ever)
(1986年、ジェーン・バーキンさんとの間に出来た実娘:シャルロット・ゲンスブールさん出演)
『スタン・ザ・フラッシャー(Stan the Flasher)
(1990年、監督、🇫🇷ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルさんの妻:エロディ・ブシェーズさん出演)
※出演した作品は他にも有りますが、俳優以外でも携わったものを抜粋。
伝記映画:
『ゲンスブールと女たち』(Gainsbourg, vie héroïque)(2010年)
『ノーコメント by ゲンスブール』(Gainsbourg by Gainsbourg An Intimate Self-Portrait)(2011年)
ドキュメンタリー映画
世界一、エロでダンディーと言っても過言では無いアーティスト。
フランスで騒動を引き起こし世論を二分する挑発的な作品や、官能的な作品を発表することで有名。
ジュリエット・グレコ、ブリジット・バルド、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ヴァネッサ・パラディといった著名な美女たちをプロデュースし、また虜にしてきました。
彼の芸術的成果は、初期のジャズ、シャンソン、イェイェ、後年のロック、ズーク、ファンク、レゲエ、エレクトロニカ。
と多様な音楽スタイルと個性を分類することを困難とされていますが、世界で最も影響力のあるポピュラーミュージシャンの1人とみなされることも多いです。
デビュー前は雑用やバーのピアノ演奏で生計を立てていました。
1958年、セルジュは歌手としてメジャーデビューする。デビュー作「リラの門の切符切り」)は、地下鉄の駅(ポルト・デ・リラ駅)で切符を切り続ける改札係を歌唱したものである。
暗い地下から逃げて広い世界に出たいという着想は、あるとき改札係に「なにか望みはないか」と尋ね、「空が見たい」という答えを受けたことから誕生しました。
歌詞の中では、色々な意味に変わりながら繰り返される trous(穴)という語が性的な隠喩であるとされる。この曲がヒットしている間、セルジュはコンサートで改札係に扮して歌唱していす。
歌詞には言葉遊びが盛り込まれており、ユーモラス、奇怪、挑発的、性的、風刺的、あるいは破壊的なニュアンスがあります。
550曲以上を書き、これらは様々なアーティストによって1,000回以上カバー。
生前は物議を醸していたが、彼はフランスで最も愛された著名人の一人となりました。
また、イギリスとベルギーではそれぞれ「 Je t’aime… moi non plus」と「Bonnie and Clyde 」がチャートインし、世界中でカルト的な人気を得ております。
1990年、第5回ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック(フランスのグラミー賞と呼ばれる音楽の祭典)において名誉賞を受賞。
翌1991年3月2日に死去いたしましが、死因は心筋梗塞と考えられておりますが、発見時に既に死後どの程度の時間が経過していたか定かでは有りませんでした。
遺体はパリのモンパルナス墓地に埋葬されており、墓を訪れる人は後を絶たず、「リラの門の切符切り」にちなんで地下鉄の切符を供えるため、墓の周りにはいつも無数の切符が散らばっている様です。
パリ2024⑥『セルジュ・ゲンスブール』楽曲
全曲作詞・作曲:セルジュ・ゲンスブール
Le Poinçonneur des Lilas (リラの門の切符切り)(S33/1958年)
1958.09 release 1st single
1958.09.03 release 1st album『Du chant à la une!…』
Bonnie and Clyde(S43/1968)
1968.01 single release
1968.06 release inc album『Initials B.B』
ft. Brigitte Bardot
Bonnie And Clyde (Live au Zénith de Paris 1988)
Initials B.B(S43/1968)
1968.06 single release
1968.06 release inc album『Initials B.B』
Je t’aime…Moi non plus(ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ)(S44/1969)
196906. release
1969.06 release inc album『Jane Birkin Serge Gainsbourg』
1967年当時、彼は女優のブリジット・バルドーさんと不倫の関係にあり、彼女のためにこの楽曲を書きました。
この曲は二人のデュエットで、バルドーさんによるあえぎ声の演技とともに録音。
しかし、彼女の当時の夫であるギュンター・ザックスさんの怒りを恐れ、この曲のリリースを拒否し、それがきっかけで二人の関係は終わりを迎えました。
1969年、彼とジェーン・バーキンさんのデュエットでリリースされました。
バルドーさんとのデュエットが未公開だったため、この曲が世に出たのはこれが最初でした。
また、映画女優として活動していた彼女にとって、この楽曲は歌手としてのデビュー曲になりました。
この録音もやはりバーキンさんによるあえぎ声の演技を含んでおり、過激な性描写によって一部の人から反感を買いながらも、イギリス、オーストリア、ノルウェー、スイスなどにおいてチャート1位を獲得しヨーロッパ全土でヒット。
Lemon incest'(レモン・インセスト)(S59/1984)
1984.10.02 release inc album『Love on the Beat』
1985 single release
当時13歳だった実娘のシャルロット・ゲンスブールさんとデュエットし、全仏チャートで2位を記録した、ミドルダンステンポのナンバー。
この曲はシャルロットさんのアルバム『魅少女シャルロット』(1986)が1991年に再発された際に追加収録されています。
Sea Sex and Sun(S62/1987)
1978.06.10 release
当時シングル盤のみリリースされ、MVは2024.06.20に公開された映像です。
パリ2024⑥『セルジュ・ゲンスブール』映画作品CM
『ゲンスブールと女たち』 予告編(H23/2011)
彼の没後20年を記念して製作された伝記映画。
フランスの漫画家であるジョアン・スファールさん自身の、グラフィックノベルを原作とし長編映画監督デビュー作品。
楽曲を提供した女性歌手たちの曲を収録したコンピレーション・アルバムに、貴重な生前の写真を収めた写真集「馬鹿者のためのレクイエム」(Pヴァイン・ブックス刊)などが発売されていました。
『ノーコメント by ゲンスブール』オリジナル予告編(H25/2013)
今作は彼がテレビやラジオに出演した際の発言や未発表のコメントなど、20 代から60 代まで40 年に及ぶ
期間のゲンスブールが自身の内面を語った録音テープを元に構成された決定版ドキュメンタリー
。
ブリジッド・バルドー、ジェーン・バーキンをはじめ、愛娘シャルロット、バンブー、アンナ・
カリーナ、ジュリエット・グレコ、ヴァネッサ・パラディといった、関係を持った・携わった女性たちの映像も有ります。
『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版』予告編R3/2021)
没後30年を記念し、彼が初監督を務めた本作品を4K完全無修正版で公開。
『ジェーンとシャルロット』本予告(R5/2023)
実娘シャルロット・ゲンズブール初監督作品。
彼女が母親ジェーン・バーキンさんの真実に迫ったドキュメンタリー映画
パリ2024⑥『セルジュ・ゲンスブール』フランス音楽 昭和時代 まとめ
数あるサイトの中から当ブログご覧いただき、誠にありがとうございました。
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お一人でも、お友達・ご家族・パートナーと一緒に、これらの楽曲と共により良いひと時をお過ごし頂ければ幸いです。
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