雨歌 レインソング pt.1 昭和歌謡 雨の日に聞きたい名曲☔︎
雨をテーマにしたバラードからロックまで昭和時代にリリースされた楽曲をセレクトし、カバー曲も含めリリース順にご紹介します。
雨は自然の恵みですが、雨降りが続くと憂鬱になる事も有ると思いますが、セレクトした曲を聴いてより良いひと時をお過ごし下くだされば幸いです。
※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和
*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。
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雨歌 レインソング pt.1 昭和歌謡☔︎
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雨歌 昭和歌謡☔︎70年代(S45~)
雨歌 昭和歌謡☔︎欧陽菲菲
1967年にデビューした台湾出身の歌手。
1971年に日本でデビューし、圧倒的な歌唱力でデビュー当初より活躍。
1971年に「雨の御堂筋」で第13回日本レコード大賞新人賞を受賞。
1972年に「雨のエアポート」で日本有線大賞を受賞。
1983年に「ラヴ・イズ・オーヴァー」で第25回日本レコード大賞ロング・セラー賞を受賞。
雨の御堂筋(S46/1971)
1971.09.05 release 1st single
作詞:林春生 / 作曲:ザ・ベンチャーズ / 編曲:川口真
大阪市の御堂筋を舞台にしたご当地ソングで、歌詞中に本町・いちょう並木・梅田新道・心斎橋などが登場。
オリコンのシングルチャートで週間1位を、連続9週間獲得し、売上は約136万枚を記録しました。
雨のエアポート(S47/1972)
1971.12.20 release 2nd single
作詞:橋本淳 / 作曲・編曲:筒美京平
井上陽水 – 傘がない(S47/1972)
1972.05.01 release inc 2nd album『断絶』
1972.07.01 release 2nd single
作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝
リリース当初はヒットしませんでしたが、いつしか初期の陽水さんの代表曲といわれるようになりカバーも多い楽曲。
アルバムのジャケット写真の石段は、渋谷区猿楽町からマロニエ通りに上がる「男坂」です。
雨歌 昭和歌謡☔️モップス – たどりついたらいつも雨ふり(S47/1972)
1972.07.05 release 12th single
作詞・作曲:吉田拓郎
昭和を代表する雨歌名曲。
GS(グループ・サウンズ)時代の人気グループのモップスがリリース。
リードボーカルの鈴木ヒロミツさんは俳優としても活躍し、ボーカル&リードギターの星勝さんは解散後に音楽プロデューサーやアレンジャーとして活躍。
星勝さんは特に井上陽水さんのプロデュースで有名な方で、メンバーは陽水さんの作品の演奏をされていました。
ご紹介しているアーティスト以外にもTHE POGOさん、大友康平さん、山崎ハコさん、和田アキ子さん等にカバーされています。
モップスさんの公式動画配信などがございませんので、カバーソングのみご紹介します。
吉田拓郎(S47/1972)セルフカバー
1972.07.21 release inc album『元気です』
1993.10.01 release single
編曲:吉田拓郎、石川鷹彦
子供バンド(S61/1986)カバー
1986.12.28 release 10th single
私は子供バンドさんの演奏でこの曲の存在を知り、歌・アグレッシブな演奏共にはまりました。
頭にアンプを載せて演奏するボーカル&ギターのうじきさんのスタイルの影響で、色物と捉えかねられないものが有りましたが、ライブパフォーマンス、演奏力は高い評価を得ていました。
うじきさんは1988年のバンド解散後に俳優・タレント活動をされていて、その中でも、フジテレビ系列局で1991年10月22日から1993年3月28日放送されていた、マニアックでタイトル通りのカルトなクイズ番組「カルトQ」の司会が特に印象的で記憶に残っています。
氷室京介(S63/1988)(liveカバー)
1988.10.07 release inc single「DEAR ALGERNON」
編曲:吉田建
氷室さんが物心ついて最初に自分で聴き始めた、吉田拓郎さんの名曲をカバー。
ライブビデオ『KING OF ROCK SHOW of 88’S-89’S TURNING PROCESS』(1989年)収録のものと同じ音源が使われています。
氷室さん自身「我ながら、俺が歌う『たどりついたらいつも雨ふり』もすごく曲に合っていて最高の出来栄え」と話されています。
太田裕美 – 九月の雨(S52/1977)
1977.07.01 release inc 6th album『こけてぃっしゅ』
1977.09.01 release 9th single
作詞:松本隆 / 作曲:筒美京平
太田さんにとって「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に次ぐ3番目のヒット曲。
シングルでオリコンチャート週間トップ10入りが、1977年1月発売の「しあわせ未満」以来2作品振り5作目となったものの、現在(2023年)時点でオリコン10位以内に入ったのは当曲が最後になっています。
アルバム『こけてぃっしゅ』からのシングルカット曲ですが、シングル盤は一部ミキシングを変えられています。
同年末に2回目の出場となる『第28回NHK紅白歌合戦』において本曲を歌唱し、この時はキャンディーズ、山口百恵さん、しばたはつみさん、桜田淳子さんがそれぞれ傘を差しながらバックダンサーを務められました。
ライブや歌番組で披露する際は、キーを下げて歌唱されています。
八神純子 – みずいろの雨(S53/1978)
1978.09.05 release 5th single
作詞:三浦徳子 / 作曲:八神純子 / 編曲:大村雅朗
現在も活躍されている昭和を代表数るシンガーソングライター八神さんの代表曲。
八神さんは他にも、1979年7月25日リリース「ポーラースター」、1980年7月21日リリース「パープルタウン」等のヒット曲があります。
雨歌 昭和歌謡☔︎80年代(S55~)
RCサクセション – 雨あがりの夜空に(S55/1980)
1980.01.21 release 9th single
作詞・作曲:忌野清志郎・仲井戸麗市 / 編曲:RCサクセション、椎名和夫
RCサクセションを世に知らしめた楽曲、後世にも残るジャパニーズ・ロック名曲。
清志郎さんがが井上陽水さんのアルバム「氷の世界」に提供した2曲の印税で購入した愛車、日産・サニークーペが雨の日に壊れた事を題材に書かれた楽曲。
女性を自動車を用いて比喩し下ネタをユーモラスに表現した歌詞は、唯一無二で耳に残ります。
※「氷の世界」(1973)はアルバム(LP)で初のミリオンセラーを達成した歴史的な名作で、上記でご紹介した星勝さんが編曲で携わっています。
100週以上BEST10に留まるなどロングセールスを続け、発売から2年後の1975年8月に日本レコード史上初のLP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てました。
オリコンのLPチャートでは5度も1位に返り咲くという記録を持っており、「100万枚突破記念盤」とレーベルに印刷された盤が存在します。
八代亜紀 – 雨の慕情(S55/1980)
1980.04.25 release 30th single
作詞:阿久悠 / 作曲:浜圭介 / 編曲:竜崎孝路
「雨雨ふれふれ もっとふれ 〜〜」のサビのフレーズでお馴染みの昭和を代表する名演歌。
稲垣 潤一 – ドラマティック レイン(S57/1982)
1982.10.21 release 3rd single
作詞:秋元康 / 作曲:筒美京平 / 編曲:船山基紀
稲垣さんの声質を活かしたミディアムテンポのAORナンバーに仕上がった楽曲。
チャート最高位8位、半年にわたりチャートインするヒットとなり、自身にとって、また秋元さんにとっても初のヒット曲となりました。
なお秋元さんは本作のヒットで手にした作詞印税でBMWを購入し、「ドラマティック・レイン号」と名付けて乗っていた、というエピソードが有ります。
横浜ゴム「アスペック」CMソング
オリジナル楽曲の公式動画配信等がございませんので、2008年にリリースしたバージョンをご紹介します。
duet with 中森明菜 – ドラマティック レイン(H20/2008)
2008.11.19 release duet cover album『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』
編曲:鳥山雄司
村下孝蔵 – 初恋(S58/1983)
1983.02.25 release 5th single
作詞・作曲:村下孝蔵
「五月雨は緑色」という歌い出しが印象的な胸キュンなラブソング。
The Mods – 激しい雨が(S58/1983)
1983.09.21 release 4th single
作詞:森山達也、作曲・編曲:THE MODS
1981年のメジャーデビューから2年後に発売された通算4枚目のシングル。
当時この曲は日立マクセル(現・マクセル)のカセットテープのCMソングに起用され、本人たちが黒づくめのロックファッションで出演されていたのは非常にかっこよく印象的でした。
中村あゆみ – 翼の折れたエンジェル(S60/1985)
1985.04.21 release 3rd single
作詞・作曲:高橋研
伸びやかな歌唱力抜群のハスキーボイスにやれれます。
1985年「日清 カップヌードル」CMソングに起用
とんねるず – 雨の西麻布(S60/1985)
1985.09.05 release 5th single
作詞:秋元康 / 作曲:見岳章 / 編曲:高田弘 / コーラス:内山田洋とクール・ファイブ
吉川 晃司 – RAIN-DANCE がきこえる(S60/1985)
https://www.youtube.com/watch?v=tSbm5Jf3bCM
1985.09.25 release 6th single
作詞:安藤秀樹 / 作曲:佐藤健 / 編曲:後藤次利
オリコン4位を記録した、後藤次利さんの編曲・チュッパーベースの演奏が際立っている聞き応えの有るナンバー。
この楽曲のリリースにより吉川さんは「ターニングポイントとなった曲」と位置づけており、本楽曲以前と以降で曲調が全く変わっている。
1985年の初頭に、デビュー1年目で史上2人目の日本武道館公演を行っています。
後藤次利さんは1971年よりベーシストとしてキャリアをスタートさせており、音楽家として有名な方ですが、近年はシティーポップの代表曲、松原みきさんの「真夜中のドア〜Stay With Me」(1979) のベース演奏者としても話題になっている方です。
德永英明 – レイニーブルー(S61/1986)
1986.01.21release 1st single
作詞:大木誠 / 作曲:徳永英明
デビュー当初よりハスキーで甘い歌声&マスクに虜にされた女性は多いと思います。
カバー曲のイメージが強い方ですが、オリジナルでも良曲が多く、私が特に好きなのが1990年7月7日10thシングル「壊れかけのRadio」で、こちらの曲と同様に名バラードです。
2005年にリリース、女性ヴォーカルの曲をカバーしたアルバム『VOCALIST』は爆発的なヒットしシリーズ化され、カバーソングアルバムを確立した作品となりました。
大江千里 – Rain(S63/1988)
1988.07.21 release inc 7th album『1234』
作詞・作曲 大江千里 / 編曲:大村雅朗
歌詞は雨が降る街並みや人を想う不安定な心情を描いた楽曲。
本作の情景について「つつじヶ丘や調布市にあるロータリーを想い描いていた」と言われています。
雨歌 レインソング pt.1 昭和歌謡☔️まとめ
数あるサイトの中から当ブログご覧いただき、誠にありがとうございました。
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