夏の終わりに聴きたい❶昭和歌謡・J-Pop編①夏歌pt12🏖
今回は夏の終わりに聞きたい曲を、年代問わずセレクトしご紹介します。
夏歌シリーズの他の記事でご紹介した曲と掲載が重複してしまっている曲もございますが、サザンやカバーソングも多い有名な楽曲を中心に、リリース順にご紹介します。
※リリース年、アーティスト情報はWikipedia・アーティストHPを参考・引用し作成しております。
曲名後の()はリリース年、アーティスト名後の()は活動期間等。
T:大正/M:明治/S:昭和/H:平成/R:令和
*動画は公式で公開されている楽曲のみ掲載しており、一部YouTube Premiumメンバーのみの視聴動画も御座いますので、予めご了承ください。
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冬(winter)の歌
https://adbcblog.com/summer-song18/
1982.07.21 release inc 5th album『NUDE MAN』
作詞・作曲:桑田佳佑 / 弦管編曲:八木正生
サザン名義でのシングルカットは無いですが、研ナオコさんのカバーがとても有名な曲です。
1982.09.05 release
作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:若草恵
研ナオコさんがスタッフの方との食事中に、サザンオールスターズの『NUDE MAN』を聴く機会があり、その場で「夏をあきらめて」をカバーしたいと申し出で、スタッフの方は女性の歌の「私はピアノ」を推したが、「夏をあきらめて」がいいと譲らずリリースが決まった様です。
楽曲への熱い思いが高じてか、研ナオコさんリリースの曲として、この年の音楽祭で以下の賞を受賞しています。
●タイアップ等
第24回日本レコード大賞:金賞・作曲賞
日本有線大賞:優秀音楽賞
全日本有線放送大賞:最優秀スター賞
1990.07.25 release 28th single
作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ & 小林武史
夕暮れの砂浜がぴったりな切ないスローソング。
1990年9月8日に公開された桑田の監督映画『稲村ジェーン』主題歌のビッグヒット。
主演は当時絶大な人気を誇っていたイケメン俳優:加勢大周さんで、他に金山一彦さん、的場浩司さん清水美砂さんが出演されていました。
1965年の鎌倉市稲村ヶ崎を舞台にサーファーのひと夏を描いた作品。
小林武史さん(ex:My Little Lover、音楽プロデューサー・作詞家・作曲家・編曲家・キーボーディスト)はこの映画の音楽監督もされています。
テレサ・テンさん(1991)、前川清さん(1999) 、河村隆一さん(2006) – アルバム、 EXILEさん(2008) 森山良子さん(2008) 、藤あや子さん(2017)等、沢山のアーティストにカバーされている名曲。
2013.09.04 release カバーアルバム「遊音倶楽部 〜1st grade〜」に収録。
2006.08.09 release 52nd single
作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ / 弦編曲:原由子
作詞:売野雅勇 / 作曲:筒美京平、編曲:井上鑑
「夏のぉぉぉ~クラクション」というサビが印象的な切ないメロディーのバラード。
サビの『夏のぉぉぉ~クラクション』という歌詞は稲垣さんが売野さんに提案し、そのまま起用されました。
レコーディングは約1週間に渡って行われ、100テイクを優に超える数を歌い込んで完成されました。
1983.07.21 release 5th single
●富士フイルム カーステレオ専用オーディオカセットテープ『GT-I』CMソング
1991年より活動し、1993年に放送されたフジテレビ系ドラマ『悪魔のKISS』の挿入歌として使われた「好きになって、よかった」で脚光を浴び、当時ブームのGiRL POPの代表格となりました。
自身のソロ活動と共に、小田和正さんや松任谷由実さん、ももいろクローバーZさん、などのツアーやライブにバッキング・コーラスとして積極的に参加。
その他、久保田洋司さん、Mr.Childrenの桜井和寿さんと共同で楽曲製作に携わっていました。
2002年より活動している独自のグルーブ感とポップセンス、そして透明感のあるハイトーンヴォイスが特徴的なシンガーソングライター。
2022年にアナログ盤もリリースされた、シティーポップのカバーアルバム「City Pop Lovers」が、人気の演奏者も参加し非常に作品のクオリティーが高く話題になりました。
その他国内外問わず沢山のアーティストにカバーされています。
作詞:松本一起 / 作曲:大沢誉志幸
夏歌で外せない昭和歌謡を代表する一曲。
作曲を手掛けた大沢誉志幸自身が「『途方』(の曲中)で別れた男女のその後を描いた曲」で、自身のヒット曲『そして僕は途方に暮れる』(1984)のアンサーソングであることをインタビューで語られています。
1986.02.26 release solo 1st single
編曲:Hoppy神山 / ギター演奏:布袋寅泰
●日清食品『カップヌードル』のキャンペーンソング
●小杉産業『’86ジャンセン』のCMソング
2008. release album『Season’s greetings II 〜夕凪〜』に収録。
編曲:URU / ストリングス・アレンジ:弦一徹
他にこちらのバージョンも存在します。
1994.10.21 release 24th single ストリングス バージョン
編曲:服部克久
1994 release album『Collage』に収録のアコースティック・ヴァージョン
編曲:大沢誉志幸 with カメレオンズ
作詞・作曲: 井上陽水
夏歌で外せない永遠の名曲。
友人で有る藤子不二雄Ⓐさん原作の同名映画の主題歌を依頼をされ作られた楽曲。井上陽水さんの最大のヒット曲で、代表曲の一つ。1994年以降の中学校・高等学校の音楽教科書に何度も掲載されています。
カバーアーティスト。
美川憲一(1992)、宇多田ヒカル(2003)、忌野清志郎(2004)、森山良子(2008)、 島谷ひとみ(2010)、 Acid Black Cherry(2013)、 柴咲コウ(2016)他
1990年9月21日 release 29thシングル。
編曲:井上陽水・平井夏美
ピアノ演奏:来生たかお
陽水さんはと来生たかおさんとは旧知の仲で、依頼した理由としてこの曲の「どこか未完成でまだまだ上達する余地のある少年」というイメージにぴったりだったからと述べ、実際、望み通りのピアノになったと自らコメントされています。
1999年9月24日に行われた陽水さんのシークレットライヴにおいて、初めて同曲での共演が実現されました。
来生たかおさんは昭和を代表するシンガーソングライターの一人で、1981年に公開された薬師丸ひろ子さん主演映画「セーラー服と機関銃」で、主題歌も歌われた楽曲の作曲で知名度を上げ、元々の曲名「夢の途中」で同時期に自分名義でもリリースして二曲共に大ヒットしました。
その他にも昭和歌謡を代表する曲の作曲をしており、作詞家の来生えつこさん(実姉)とのコンビで数え切れない程のヒット曲をリリースしています。
中森明菜さん「スローモーション」(1982)「セカンド・ラブ」(1983)、大橋純子さん「シルエット・ロマンス」(1981)他多数。
2023.03.29 release 『20代はイケイケ!』DVDに収録
自身の20歳の誕生日である2003年1月19日に行われたネットイベントの模様を収録。
内容はインターネットで宇多田さんとチャットやメールによる質問、さらにアコースティック編成による3曲のライブ映像。
作詞:森山良子さん、作曲BEGIN
「涙そうそう」の意味が涙がポロポロこぼれる様子であり、森山さんが早世した兄への思いを歌詞に込めたものです。
森山さんが1998年に、BEGINさんは2000年にリリース。
夏川さんが沖縄サミットのテレビ中継でBEGINさんがこの曲を演奏しているのを見て、カバーしたいと思うようになり、BEGINさんは夏川さんの依頼に応えて「あなたの風」を提供するが、夏川さんはなおも「涙そうそう」にこだわり、最終的にカバーが実現したました。
2001年の夏川さんによるカバーが大ヒットし、他沢山のアーティストにもカバーされ、別れの歌・卒業ソングとしても親しまれ、日本の歌百選にも選ばれています。
楽曲誕生の経緯は、森山さんがライブで共演したBEGINと意気投合して、沖縄の曲を依頼した。
BEGINさんから送られたデモテープのタイトルに書いてあった「涙そうそう」が沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」を意味すると聞いた森山さんは、若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけた。
森山さんは兄は2人だけの年子の兄妹であり、幼少期には取っ組み合いのけんかをし、同じ高校で同じバスケットボール部に所属していた。
死の直後は誰を見ても兄に見え、思い出すのも辛く、家族も誰も兄の話題を口にしなく、森山さんは居間の棚から赤い革表紙のアルバムを取り出しては、兄の影を追ってひとり泣いた。
そんなある日、一番星を見上げると星が瞬いたとき、「メソメソすんなよ。助けてあげられなくて悪いけど、お前もがんばれよ」と兄が語りかけてきたかのように森山には思え、そのような思いを歌詞にしたもので、2007年現在でも森山さんは、一日の出来事や思いを、一番星に向かってそっと打ち明けてられています。
夏川りみさん名義のリリースは、少し古いデーターですが2019年9月23日付までのオリコン週間シングルランキングでのトップ100ランクイン週数は通算157週で、SMAPの「世界に一つだけの花」、中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」に続いて歴代3位と快挙を成し遂げています。
1998.11.26 release album『Time Is Lonely』に収録
2000.03.23 release 18th single
2001.03.23 release 3rd single
プロデュース:京田誠一
TBSテレビ局の開局50年記念として、この楽曲をモチーフに描かれた映画「涙そうそう」が、妻夫木聡さん・長澤まさみさん主演で映画が2006年秋に公開されています。
南国・沖縄を舞台に、さまざまな試練を乗りこえて懸命に生きる、血の繋がらない兄妹を妻夫木聡さんと長澤まさみがさん演じた感動の作品。
監督は映画『いま、会いにゆきます』や数々のテレビドラマを手掛けた土井裕泰さんです。
作詞・作曲:ケツメイシ 編曲:ケツメイシ・YANAGIMAN
ケツメイシさんは私の好きな日本のアーティストの一つで、良い曲が沢山有りますが特にこの曲は好きな楽曲です。
MVは「大磯ロングビーチ」で撮影され、映像が最初から最後まで逆再生されていている面白い作りになっています。
ボーダフォン日本法人(現ソフトバンク)のCMソングで使用されました
2003.07.16 release 10th single
2016.06.29 release album『四季の歌 summer』に収録
英詞:BENI
2022.08.03 release digital single
「夏の思い出」をサンプリングした、25周年Year第三弾シングル。
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2006.06.14 release 5th single
作詞・作曲:YUI
同年公開の本人主演の映画『タイヨウのうた』主題歌。
1993年の香港映画『つきせぬ想い』を原案に、坂東賢治の脚本により、色素性乾皮症(XP)を患い、夜しか活動できないミュージシャンの少女と彼女に出会った少年の純愛を描いた物語。
2018年に『タイヨウのうた~Midnight Sun~』(タイヨウのうた ミッドナイト サン)と題して舞台化がされ、同年にハリウッド・リメイク作である『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』公開されるなどの名作なので、ご覧頂きたい映画の一つです。
Amazon Primeメンバーの方は、オリジナルの映画は無料でご覧いただけます。(2023年8月現在)
映画「タイヨウのうた」(松竹公式サイト)https://amzn.to/44mWPqg
2006.08.30 release
作詞・作曲:白鳥マイカ
Yuiさんの主演『タイヨウのうた』(TBS)のドラマ版、で山田孝之とのダブル主演。
このドラマで演じた“Kaoru Amane”名義のシングル『タイヨウのうた』で沢尻エリカさんは歌手デビューし、オリコンチャートで2週にわたって1位を獲得。
その後も史上初の5週連続TOP3入りを記録し、累計48万枚以上の大ヒットとなった楽曲。
ドラマ 「タイヨウのうた」(TBS公式サイト)
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